名古屋市緑区 漢方専門薬局

漢方専門薬局【益久薬局】

漢方専門薬局【益久薬局】ホーム

電話受付時間

9:00~17:00

日曜・祝日・木曜定休

漢方専門薬局【益久薬局】へのアクセスアクセス

益久薬局BLOG

ガンというもの(Ⅷ)

 今回は、部位別にまとめてみました。それでは、どういった種類があるのでしょうか。ちょっと覗いてみましょう。病名として一般的に認識されているので、こちらの方が見聞きする機会が圧倒的に多いでしょう。

 基本的には、ガンが発生した場所の名前で付けられます。ガンは別の場所に移っても(転移)、発生した場所の性質が色濃く残っているものです。即ち、特徴があるわけですね!ただ、というかだからこそ、以前にも述べましたが、同じ名称で呼ばれているからといって、隣の患者さんが自分と同じ種類ガンとは限りませんのでご注意を。便宜的に部位の名前を宛てがっているだけです。その方が、医師側からすると患者さんに判りやすく伝えられるという意味で、利便性が高いのです。

 では、具体的にどういうものがあるのでしょうか。ちょっと例を列挙してみますね。口腔ガン】・【食道ガン】・【胃ガン】・【膵臓ガン】・【肝臓ガン】・【胆のうガン】・【大腸ガン】・【腎ガン】・【副腎ガン】・【膀胱ガン】・【脳腫瘍】・【頭頸部ガン】・【甲状腺ガン】・【肺ガン】・【乳ガン】・【骨軟部腫瘍】・【前立腺ガン】・【精巣ガン】・【陰茎ガン】・【腎盂尿管ガン】・【卵巣ガン】・【子宮ガン】・【後腹膜腫瘍】・【悪性リンパ腫】・【皮膚ガン】・【白血病】・【骨肉腫】・【筋肉腫】…

 実は、まだまだあります。もっと言えば、子宮ガン腎臓ガン】、その他いくつかのものは、もう少し細かく分けることができるものもあります。


図には一部しか示すことができませんでしたが、発生部位や転移によってガンになる箇所オレンジで色付けしておきました。

 ガンと一口で言っても、これだけの種類が挙げられるのです。だからこそ、別の人に効いた薬が自分にも効くとは限らないのです。人工的に創出されたものであれば尚更ですね。もちろん、幅広く効果が出るように期待されて『理論を追求した』ものですので、治る人も大勢います。それと同時に淡い期待を打ち砕かれる方、次の薬へ望みを託す方、副作用に苦しめられる方も大勢いるのです。肉体的にはご自身とガン細胞との闘いですが、精神面では決して孤独な戦いではありませんので、まずは現実と向き合うことが肝心だと私個人は思います。

 漢方薬の多くは、症状を緩解(ゆっくり治癒していく)させていく処方が多いですよね。それは、根本的な考え方として崩れた体調バランスを整え、自己治癒能力を高めることに主眼を置いているからです。普段から整えるように気遣いませんか?ご自身のお身体を。

つづく)      ガンというもの(Ⅶ)はこちらから。