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消化器の病

よくご相談いただく症状について

このような症状でお悩みの場合はぜひ、ご相談ください。
  • 逆流性食道炎
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 慢性胃炎
  • 胃アトニー
  • 胃下垂
  • 脱肛
  • 胃痛
  • 胸やけ
  • ゲップ
  • 胃もたれ
  • 吐気
  • 食欲不振
  • 下腹痛
  • 下痢
  • 便秘

西洋医学観点からの消化器の病

消化器の病西洋医学療法では、対症療法として胃酸の分泌を抑えたり、消化薬や消化管運動亢進薬で消化を助けたりします。
便秘でも自分の腸の働きが悪いのを改善する事を考えず、ただ下剤で便を出せばよい、また下痢であれば下痢止めで下痢は止まるがその後便秘してしまったりします。筋力の低下による胃下垂や脱肛では手術しか方法はありません。

東洋医学観点からの消化器の病

漢方医学療法では、胃は食べたり飲んだりした物を消化し、脾臓がそれを精に変え、その精を五臓六腑に配布する働きをしている所と考え、胃腸は水穀から必要な栄養素を吸収すると同時に、下に運び老廃物を排泄する事が正常で、停滞すると色々な症状が発生します。
脾の機能が低下すると、全身に精を配布出来なくなり、痩せたり筋肉が弱くなり、四肢がだるくなったりします。するとやがて内臓も下垂し、胃下垂や脱肛などの状態となります。漢方では、思い悩むと脾が弱るとも言われ、精神的な事も重要視しています。
また、胃では気血の流れが悪くなると水分代謝の調整も悪くなり、余分な水分が滞ったし痰飲(水毒)を生じやすくなるため、胃内でチャボチャボ音がしたり、胃が重い、もたれる、吐き気がする、乗り物に酔うなどの苦痛を感じるようになります。
消化器の病腸においては、便秘や下痢の症状が多くありますが、
腸に津液(水分)が不足し潤いがなくなると、コロコロ便や便秘になりますがお腹の張りの苦痛は出ません。
腸に冷え(寒)がある場合下痢すると更に内が冷える為体がだるくなります。
腸にがこもり過ぎる場合便は太く固くなり出ないと腹の張りがひどくなる為苦痛になり、また熱を体外に発散したくなるため短気で怒りやすくなります。
腸にがこもった場合の下痢は腹痛がひどく便が出ることで熱が抜けお腹はすっきりします。
漢方医学療法では、この様にその時の状態を細かくお聞きする事で症状を出している病理を考え、下剤を使うことなく、潤いをもたせたり、温めたり、熱の停滞を巡らしたりする、病理に合った漢方薬を用いる事によってこれらの症状を根本から改善していきます。
物事を几帳面に考え、思い悩み、決まった時間に食事がとれない、真面目な日本人に一番多い病です。
生涯胃腸薬のお世話になりたいですか?
このストレスに満ちた現代社会、それを支えるあなたご自身の体をいたわってください。数年かけてでも体質を見直し改善を心掛けては如何でしょうか。