益久薬局BLOG
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6月の花 どくだみ : 4 昔から伝わる効能
6月中旬 どくだみの花が枯れはじめましたが、約1ヶ月観察することができます。
どくだみ・十薬は、中国から伝わった漢方薬ではなく、日本で伝承されてきた民間薬になります。昔、お医者さんにかかれなかった民間……
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6月の花 どくだみ : 3 全草
5月下旬~6月上旬 どくだみの花が満開に。
花の咲いているこの時期に全草を採集して、日陰干し(軒先につるす)して乾燥し保存します。近くにどくだみが咲いている方は、是非ご自身で採集し、全草を根に近い茎の……
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5月の花 どくだみ : 2 葉の効用
5月中旬 どくだみの茎・葉に蕾がつきました。
生の葉を揉むと特異な臭気のくさみがあります。
生の葉は、外用として用いられる。あせもに浴槽に入れて入浴。生の葉を火であぶり、みずむしや切り傷、やけど……
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5月の花 どくだみ : 1 ジュウヤク・十薬・重薬
4月上旬 薬局の庭にて冬の間根だけで地中にいた、 ドクダミ科 ドクダミ が顔を出しました。
特異な臭気を放ち、強い繁殖力があり、あっという間に群生してしまうので嫌われている植物です。少し湿った日影に……
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サイレントキラー(Ⅳ)
前回に引き続きますが、実は【高血圧】になる環境因子が遺伝や塩分以外にもあります。それは、運動不足や肥満、加齢(血管の老化)、過労、ストレス、気温、過度の飲酒、喫煙、睡眠不足、野菜や果物の不足などです。
運動すると、筋肉のポンプ作用などで圧力を加えなくても比較的スムーズ……
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季節の養生 3 : 夏(昼)の養生
夏(立夏から立秋の間)の三ヶ月を、東洋医学では 蕃秀 と言います。夏はすべての物が盛んになり、花咲き実る季節です。
夏の養生は、夜更かしをせず、朝早く起き、日の長いのに倦むことがないようにする。精神的にはのびのびとし、肉体的には陽気を体外に泄らしてやる事が大切です。夏はすべて発散させるようにし、鬱積することのないように気をつける事です。このようにできれば、夏における成長を特徴とす……
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