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こむら返り(Ⅳ)

 前回は、【筋肉の種類】について説明させてもらいました。今回は、骨格筋の【筋肉のつくり】についてお話させてもらいます。

 基本的な構造としては、骨格筋の筋肉はをつなげています。その根元(骨とくっついている部分)は、と言われる筋の集まったもので、一般的にイメージされる肉のような部分はありません。腱と腱の間によくイメージされる筋肉があり、そこが伸び縮みすることで、関節部分で動いたり姿勢を保持したりすることができるのです。

 このことは、筋肉について少し調べたことがある方はご存知のことでしょう。今回はもう少し掘り下げて見ていきます。

     伸び縮みに関して、さらに筋肉をズームアップして見てみると…
 実は、筋肉は細い筋何本も集まっていることがわかります。その細い筋を『筋繊維』と呼び、筋繊維はさらに細い筋が集まってできています。それを『筋原繊維(筋原線維)』と呼びます。

 『筋原繊維(筋原線維)』をさらに細かく見てみると、それを区切るような膜が内に見えてきます。といってもちぎれているわけではなく、仕切りみたいな膜があるのです。この仕切膜~仕切膜までの構造を『筋節(サルコメア)』と呼んでいます。従って、筋節(サルコメア)がつながっているものを筋原線維とよび、筋原繊維が束になっているものを筋繊維とよび、筋繊維がさらに束になっているものを筋肉と呼んでいるというわけですね!(正確には、筋繊維の束を筋束と呼び、その筋束の集まりが筋肉なのですが、更なる混乱を招きそうなので、説明を端折りました。)

 そろそろ、専門用語ばかりでつまんなくなってきた方たちもいらっしゃるでしょうから、今回はここで切り上げま~す。次回は、【筋肉の動き】について、今回と同じ図を使いながら説明させてもらいますね。具体的な動きをお伝えできると思います。きっと、今回よりは楽しいでしょう。(笑)

(つづく)