ガンというもの(Ⅳ)
今日は、ちょっと怖い話をさせてもらいますね。多くの方は『自分は健康だから、身体にはいつも気遣っているから、大丈夫。ガン細胞なんて、あるわけない!!』と思っているのではないでしょうか。
そうだと信じたい気持ちは痛いほどわかります。他の病気のことでも、「自分は大丈夫だから。」と思って、病院に行きたがらない人がここにもいます。この前、検査に連れ出されました。(笑)
余談ですが…どうせ、「大丈夫だし。」と思っていると、とんでもないことがあったりするものですよね。自分では気づかない・気づけないことがあったりすることもあるのです。私も、実は長年気づかなかった症状があることが判明しました。また、長年病院に寄り付かなかった知り合いの方も、かなり重度の高血糖だということが判明しました。
本題に戻りますが、実はガン細胞というものは日々あなたの身体の中でできています。「は?何言ってるの??私はガンになってないよ!」と思われる方が多いことでしょう。それは、単に【ガンだと診断されていないというだけのこと】ということ(隠れガン患者)ではありません。ガン細胞自体は、いつでも身体の中にできているのです。ガンにならないのは、自分の免疫力(自己防衛力)がガン細胞を破壊してくれているから。つまり、ご自身の身体の中には、パトロールしてくれているものがあるんですね。異常が発見されれば、そこに仲間を呼び寄せて、退治してくれます。時には、風邪を流行らすウィルス、インフルエンザなども退治します。また時には、アレルギー反応である花粉症の症状も実はパトロールしているものが活躍しているからです。
ガン細胞は日々、ご自身の身体の中のいたるところで発生しています。発生の一原因は活性酸素の発生による遺伝子や代謝の異常、紫外線や放射線などによる遺伝子への影響、化学物質の影響などがよく言われていますね。自身の免疫力が高ければ、発生したガン細胞を退治して消失させてくれます。だから私は、前回述べたように免疫賦活化(自分の免疫力・防衛力を元気づける)させることが良いと考えています。