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2013年11月11日
ブラックボックスと言われる場所(Ⅵ)
『腸内細菌』は、果たして必要なのでしょうか?その答えは、Yesです。加齢とともに腸の免疫が重要になってくることは前回述べましたが、腸内に細菌のいないマウスの実験結果というものが発表されており、IgAという重要な免疫機構の抗体の一種の産生量が低く、“経口免疫寛…… -
2013年11月01日
ブラックボックスと言われる場所(Ⅴ)
腸(特に小腸)は、栄養の消化吸収だけではなく“腸管免疫系”にも関わっています。加齢に伴って胸腺や脾臓などの大きな免疫器官が萎縮し、免疫機能が徐々に低下していくのは誰もが通る道、やむを得ないことです。そのため、加齢に伴ってより重要になってくる免疫器官が腸の“腸管免疫系”となるわけです。 では、 “腸管免疫系”とは一体どのようなものなのでしょうか?
2013年10月28日
ブラックボックスと言われる場所(Ⅳ)
今回は『食物アレルギー』について少し述べていきます。実は、『食物アレルギー』には“腸管免疫系”の働きが関与していると言われています。免疫システムの司令塔であるヘルパーT細胞のバランスが崩れてしまうと、それが刺激となり結果的にB細胞を刺激し、IgE抗体を産生させます。IgE抗体は、身体の防御機構として必要不可欠なものですが、過剰防衛の状態になってしまうと、逆に身体に不具合を生じさせてしまうこと……2013年10月21日
ブラックボックスと言われる場所(Ⅲ)
今回は『腸管免疫系』のことについて踏み込んでみます。腸管は言わずと知れた食べ物を消化・吸収する器官です。また、同時に、身体の防御機構である免疫器官でもあり、体内で最大(免疫系全体の6割~7割を占めていると言われている)のものです。というのも、腸管は内臓なので身体の内側と捉えられがちですが、口腔(口)や肛門とつながっているので、表面は表皮系に属します。つまり、身体にとっては外側ということですね……2013年10月14日
ブラックボックスと言われる場所(Ⅱ)
現在判明している小腸の働きというものは、何も栄養源を吸収するだけではありません。もちろん、栄養吸収も大切な働きの一つなのですが、生体防衛の要といえば『免疫』です。 実は小腸には多くの免疫細胞が集まる“腸管免疫系”という特殊なシステムがあるのです。そして、それは体内で最大。そもそも免疫とは身体にとっての異物を認識して排除しようとする機構なので、外から入ってくる食べ物を身体に取り込んでも良……2013年09月30日