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ベースアップ(Ⅶ)

 『歩き方でスタイルが変わりますか?』ということですが、変わります。理想はモデル歩きですね。街中でそうやって歩いている人は見かけませんが、モデルさん達は、より美しく見せるためにステージの上を歩いているのです。

 モデル歩きは極端な例ですが、基礎代謝を上げるには良い方法です。足を少しクロスするようにして、直線状を歩く姿勢だと、普段はあまり使われていない太ももの内側の筋肉が刺激されます。その際に、目線は遠く、膝をしっかりと伸ばして腰から歩くとお尻や内ももの筋肉が刺激されます。

 普段使われない内側の太ももの筋肉やふくらはぎの筋肉、お尻の筋肉が有効に使われると、下半身が引き締まる効果が期待でき、基礎代謝量も上がるのです。

 では、歩く姿勢が崩れて いるとどうなるのでしょうか。

立位1 女性に多い一つの例ですが、猫背であり重心が前にあるため前かがみに近い姿勢です。なんとなく小さくまとまったような印象を受ける姿で、肩が内側にすぼんで、内股でチョコチョコ歩きになりがちです。

 図示した例は、かなり筋肉がやせ衰えてしまっている状態であると見受けられる特徴です。

立位2 男性に多い一つの例ですが、猫背であり重心が前にあり、下腹が出るという点は女性に多いタイプと共通しています。大きな違いは、歩き方に現れてくるようです。

 足の筋肉の使い方が異なるようで、腿の外側でバランスを保とうとするため、ガニ股になる傾向が強いようです。ガニ股で歩くと身体の軸がブレやすくなるためか、肩が左右に揺れているような歩き姿がたまに見られます。

 折角歩くのであれば、正しい姿勢を心がけて、意識しながら歩いた方が、痩せるためにも、健康維持のためにも、運動効率としても、良いと言えるでしょう。

 正しい姿勢を保って歩いていると、靴底の減りはほぼ均一になるそうです。踵が他よりも早くすり減っている、靴の外側の方がすり減るのが早いなどの状況がみられるのであれば、バランスが偏っている可能性が高いです。

 足がむくみやすいなどの症状改善することもできますので、正しい姿勢で歩き、バランスのとれた筋肉をつけ、基礎代謝を向上させましょう。

==正しい歩き方のポイント==
・背筋を伸ばしてお尻を引き締める(背中を反らすのは×)
・目線は正面少し上あたりのなるべく遠く
・腰から歩くような感じで歩く
・一歩足を踏み出した時、足と地面がキレイな三角形になるように心がける
・膝をキチンと伸ばして歩く(普段使われない内太ももの筋肉・ふくらはぎの筋肉・お尻の筋肉の有効活用)
・一直線上を歩くように意識して歩き、足を少しクロスさせるように歩を進める