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大阪の先生との交流会

 つい先日のことですが、今回は2つの勉強会に参加してきまし。1つは、東京の会社の社長さんで医学博士の方の公演。もう1つは、大阪の先生が名古屋まで足を運び公演してくださいました。

 1つ目の話は、エネルギー代謝のお話し。ヒトは、食べ物から得られるエネルギー源(主にデンプンを消化して作られる“ブドウ糖”)と呼吸で取り込む酸素から、身体を動かすエネルギーを細胞のある部分で作っている(ミトコンドリアと呼ばれる細胞内小器官)というお話でした。

 高校で生物を得意としていた方は、馴染みがあるかもしれませんね。解糖系・クエン酸回路・電子(水素)伝達系で身体のエネルギー通貨(ATP)を作るというものです。

 詳しい話は研究者のHPで紹介していますので、ここでは割愛します。必要なエネルギー通貨(ATP)を作る際に、どうしても副産物として、ありがたくないもの活性酸素)ができてしまう。それを取り除くのには、SOD抗酸化物質が必要ですよ!というものがメインの話でした。

 ここで皆さんに紹介するのは、低体温に関してです。冷え症とは違います冷え症の人は、ATPは作られているものの、上手く使えていない人低体温の人は、ATP上手く作れていない人。つまり、冷え性の方は、気や血の巡りを改善してあげると良いということで、漢方の得意分野です。低体温の場合は、巡りだけではなかなか改善しないものなので、もっと根本的なところから処置していかないといけないということです。もちろん、根本治療からの漢方で有効なものもありますよ。

 低体温で困るのは、体温が低いために動きが鈍いということだけではありません。身体全体の免疫機能が低下してしまうことがとても厄介です。2人に1人がガンを発症するといわれる現代。その対策をお話いただきました。

 ガン細胞自体は、健康な人でも毎日5,000個程度は発生しています。それがガンにまでならないのは、自身の身体の免疫細胞(特に“NK細胞”)のおかげ。その活性を高められるかが、予防のためにも、治療の予後のためにも、いかに重要であるかを再確認しました。

 いい加減なものやデータが不透明なものをお薦めしたくはありません。免疫機能の亢進(強化)や他の疾病にも関わってくるものでの特許が取得されているものであり、かつ、データが信頼できるものを選りすぐって見極めていかなければならない時代になってきています。信頼の置ける相談薬局で、いろいろ聞いてみてください。当局では、しっかりと学術的にも確認された上で、特許取得されたものをご紹介可能です。

 日々の健康管理が大事です。症状があるということは、身体のどこかに何かが異常を起こしているわけです。大事になる前に、チョコットずつ養生して改善していきましょう。それが結果に繋がっていくことでしょう。