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ガンというもの(Ⅴ)

 ガン困ることというと何が思い浮かばれるでしょうか?予後が悪いということでしょうか?

 確かに、それもありますね。私も『健康な状態』で長生きしたいです。私が考えるところのガンの怖さというものは、進行や転移が早いこともそうですが、【場所を奪って、機能を乱す】ことです。「異常な細胞」場所の侵食および栄養分などの略奪。それに伴い、勝手に増殖して周りを圧迫し、正常に働いている器官・細胞侵害する。

 器官・細胞が侵害されて困ることは、ホルモン分泌など重要な機能を司るものがガンに犯されると著しく体調が崩れてしまうということです。生命維持活動に必要なものを供給できなくなってしまったり、量が減ってしまったりしたらどうなると思いますか?当然、体調不全に陥ってしまいますよね。

 もちろん、それだけじゃなく転移されるのも困りものです。転移するからこそ、進行も早いと言えるのですが、すべてのガンではないにせよ、一般的にガンは転移しやすいです。ある場所で増え続けたものが何かの拍子に一部分が剥がれるなどして、血流やリンパ液の流れに乗って他の部分に移住してしまいます。移住先で居ついて、そこでまた増えて悪さをする。

 転移したが見つかると、予後が悪いと言われるのは全身に広がっている可能性があるからです。血管やリンパ管付近でガンが多く見つかるのはそのためですし、血管の太さ(血流の勢い)が変わるところにガンができやすいのも、飛び火したガン細胞がそこまで運ばれてそこに行き着くからです。

 それでも自分の免疫力(自己防衛力)が高ければガン打ち勝てる可能性が高くなります。

 医師から余命1年以内と宣告された方が、漢方薬とある製品を併用いただいたところ、5年以上経過した今でも元気に生活して来局してくださっています。勘違いはして欲しくありませんので、補足しておきます。完全にガンをコントロール出来たわけではありません。過去には、転移したガンが新たに見つかったと教えてくださったこともあります。これからの時代、ガン患者さんの数は増加していくでしょう。寿命が伸びれば当然のことなのかもしれませんが。如何にせよ、ガン上手に付き合っていくことが重要なことなのではないでしょうか。

 私はご相談くださる方々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるお手伝いをさせていただきたいと常日頃から思っています。

つづく)      ガンというもの(Ⅳ)はちらから。