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病因 《 内因 》 : 思 (思い悩むと脾気が虚す)

それぞれの内因は、特定の臓器の気を、虚の状態にしやすい。 
脾気が正常に働き、胃腸もよく働けば、空腹感があり、食欲も正常・旺盛です。
食欲が正常であれば、飲食物からエネルギーが多く摂取でき(後天の気)、五臓六腑すべてに栄養がいき渡ります。

 ところが、皆様も経験があると思いますが、何かに思い悩む・思い沈むと脾の気が弱り胃の活動元である陽気が低下し、食欲がなくなります。
恋わずらいで食欲がなくなるのもこのためです。

 当然のことながら、飲食物の摂取量が減少し、身体を養ってくれる気血の生成も不足しますので、他の臓器はもちろん脾気も更に虚し働きが低下してしまい、胃腸がますます働かなくなります。そして更に思考力も低下し、考えがまとまらず悪循環に陥ります。また、記憶力も減退してしまいます。

素因による虚を助長する場合
  脾虚体質の人は、もともと些細な事にも思い悩みやすく、普段から胃腸が弱く食事の量も少ないのに更に減少し、脾の関与部位である肌肉に栄養が不足し、手足が疲れやすくなり、肌肉も瘦せ、体重もすぐ減少してしまいます。また、症状もながく続き回復するのに時間がかかります。

素因には関係なく虚にする場合
   普段は脾胃が丈夫で勿論食欲も正常な方が、思い沈む事で、脾や胃腸に影響がでて
胃痛を感じたり、食欲が落ちたり、胃がつかえたり、などの苦痛が生じたりしますが、
食卓で食べ始めたら普段通り食べられる方も多く、気分転換でも回復したり、思い悩む事がなくなればすぐに回復します。
逆に胃腸が丈夫な為、暴飲暴食で胃腸に負担をかけ、記憶力を低下させる傾向もあります。

   受験生などは、記憶力の低下する暴飲暴食・夜食は避け、
また合格できかどうか思い悩むような取り越し苦労は止めましょう。