病因 《 内因 》 : 喜 (陽気になりすぎると心気が虚す)
心は、常に血を全身に送りだし、活動的で陽的な作用、
心気は、心が活動的になり過ぎず、リズミカルに働けるように引き締める陰的な作用をしています。心と心気は、陽と陰で互いにバランスを取り合っています。
喜びすぎ、笑いすぎ、しゃべりすぎ、はしゃぎすぎは、陽的な精神状態で、陽が過剰になり過ぎると、心気の陰性が少なくなり引き締める力を弱めてしまい、血圧が高くなり、血管や心臓にも負担がかかります。
高血圧・心臓病などのある方は、喜びすぎ、はしゃぎすぎないように気を付け、気持ちを静めましょう。