受験生は大変だね。風邪(ウィルス)にはご注意を!!
この時期、空気が乾燥してきますね。となると、やはり気をつけて欲しいのは、風邪。
(||´Д`)o
特に受験生にとっては、「このタイミング?!」ってな具合でやってきて欲しくないものですよね。
名古屋大学大学院医学系研究科で細菌学を専攻していた身としては、いつもこの時期、自分自身も気を引き締めて、風邪を含めて病気にならないように身構えてしまいます。
とは言っても、細菌とウィルスは違うものですけどね…。まあ、専門的な話は置いておいて、ここ愛知県では、ついこの前(2012年12月12日(月)~12月18日(日)の期間)、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による県内195か所で実施されている発生動向調査にて、インフルエンザの患者報告数が国立感染症研究所が定める警報の指標である数値を豊田市と半田市で上回ったため、例年より早い警報が発令されました。
ノロウィルスも流行っていますし、今年は特に気を引き締めて、「寒い、冷たい((((;゚Д゚))))」からなどと勿体つけずに『うがい・手洗い』を怠らず、【免疫力を落とさない・高める】ことを第一に考えてお過ごしください。
予防は基本的には、マスクでしょう。といっても、花粉対策用のマスクでは十分な効果は期待できません。ウィルスはとても小さく、花粉よりもはるかに細かいものだからです。 「サージカルマスク」と書かれているものや「ウィルス対策用」と書かれているものを選んでください。
マスクで予防効果を高めるもう一つの理由は、飛沫感染を防ぐことにあります。 要するに、風邪をひくと、くしゃみや咳がでますよね。そこから唾液が飛びます。その唾液が感染原因の一つになっているのです。おしゃべりだってそうですね。どうしたって唾は飛んでしまいます。
元気な人は自分の身を外邪(以前、少し説明した漢方用語です。詳しくは、「寒さを感じやすい場所は??(2012.12.17)」をご覧下さい。)から守るために、 風邪・風邪気味の人はそもそもウィルスや細菌に感染している状況なので、周りに撒き散らしている状態になってしまっているためエチケットとしてマスクを用いてください。
ノロウィルスも同様に飛沫感染です。加熱処理が不十分な貝類から感染することがありますが、多くは感染者の嘔吐物(吐いたもの)や下痢して出たものからです。それらに直接触れなくても、片付けられてからもしばらくは、その感染源となりうる場所には近づかない方が良いでしょう。ウィルスはなかなかしぶといですからね。 ノロウィルスを素早く処理するには塩素系(漂白剤など)のものが効果的です。食品や器具などは、高温度で煮沸(85℃で1分以上)すると良いと言われていますが、どれほどの効果があるかは正確には分かっていない(他の似たようなウィルスと比較して効果があると考えられる)のだそうです。
受験生の皆さん、また目標を新たに新年を迎えた皆さん、夢を実現するために一緒に頑張りましょう。というのも私自身も、挑戦の年です。何に挑戦するのかは、楽しみにしていてください。皆様の今後の御活躍と益々の発展を祈り、ささやかながら、写真をプレゼント!
『初日の出』とその時の『富士山』です。
ご堪能ください!!