漢方薬の効果の現れ方

● 全身症状で判断
・病気の根元から治療していくのが漢方薬の特性です。
     一番苦痛になっている主訴の変化がみられなくても、多くの方が服用してから以前よりも「便通が良くなった」「疲れにくくなった」
     「手足や体が温かくなった感じがする」など体調の変化を少しずつ感じてきたとお話しされますので、根気強く服用して下さい。

・病因や病理が複数考えられる方は、初回の服用で何も体調に変化が感じられない場合もあります。
 その場合、病理を検討しなおし検討した病理にあった漢方薬を調合し、新しい漢方薬での体調の変化を観察していただく事があります。

● ご本人の考え方も影響 
上記でお話ししましたように主訴以外の症状が少しづづ改善してきたので、服用を続けていれば「主訴もきっと良くなる」と思って服用されている方と、改善されていない症状ばかり気にして服用されている方とでは、漢方でいう気血水の内の気のめぐりに差が出ます。プラス思考の方は気の巡りも良くなり血も水も巡りが良くなりますが、マイナス思考の方は気が落ち込み血も水も巡りが悪くなり効果の出方が遅くなります。プラス思考で行きましょう!
● 製剤によって 
慢性病ですと、煎じ薬(薬草を40~50分とろ火で煎じる)で10~15日位で少しずつ体調の変化が出てきます。
エキス散では、時に15日分で変化が現れる場合がありますが一般的には30日~45日位で徐々に体調の変化が現れ出しますので、少し長い目で様子を見ていく必要があります。