漢方薬の効き目をより良くするには

      あなたに合わせた漢方薬をお渡しする以外にも、病気になった原因に食生活や生活習慣に問題があれば、それらも
      合わせてお話しさせていただきます。ご自身で改善していただければ、漢方薬の効果がより向上いたします。

● 生活習慣    『素問』 『霊枢』には、病気以外にも色々記載があります。
・一日のうちでも、夜中・明け方・午前・午後・夕方・夜によって、五臓六腑の働き方が異なり、あなたの症状がいつ出やすいのかも参考になります。
・春、夏、秋、冬の四季でも、盛んに働く臓器が異なります。立春・立夏・立秋・立冬の前約18日間(各土用から約18日間)は、脾が頑張って働きます。 各土用から18日間は、脾に負担をかけないよう養生しましょう。土用の丑の日鰻を食べる風習も、脾に元気を供給するひとつの養生です。
季節毎や一日の過ごし方・生活環境の便利さ・快適さ等を考え生活養生を!

● 食生活・食習慣
身体を作り健康を維持する為に一番大切なものは、栄養剤でも西洋薬でも漢方薬でも健康食品でもなく、毎日いただいている食事です。食習慣が最も大切です。ある患者さんから実際伺ったことです。2回目の来局の時でした。この方には胃を温め、陽気を表面に巡らそうと、以前から話題の生姜も 配合された漢方薬を服用していただいておりますが、『テレビでヨーグルトが良い、乳製品が良いと聞いたので、バクバク食べている』と、言われるのです。 これでは胃を冷やし、生姜の胃を温める効果が半減するどころか、効果がまったくでない可能性もあります。

    あなたにあった、食習慣や生活習慣も、必要に応じて来局の都度お話しさせて頂きます。
    出来る事を改善して頂ければ、より漢方薬の効き目も現れやすく、また、再発しにくい体質にもなり予防にもつながります。